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Snug as a Bug の生地 特性データ 第2弾!

前回から始まった、生地特性データシリーズ! 意外に(?)好評です(笑)
では今回からは、’15年に改めて行った特性試験について詳しく解説します。
再測定にあたり、夏季の素材としてよくブランケットやTシャツに用いられる、綿生地のガーゼや天竺織りを比較に用い、
・快適性として、「通気性」
・機能性として、「UVカット性」
・利便性として、「汚れ落ち性」    を測定しました。

 今日ご紹介するのは、「通気性」試験です。

 以前測定した「透湿度」と「通気性」の違いですが、「透湿度」が静的な(無風状態)での水蒸気の通り抜け量を測るのに対し、「通気性」は、生地に風を送って差圧を測定し、生地の風の通りやすさを数値化するものです。なので、結構しっかりした測定装置が必要で、測定装置も値が狂わないように公的機関で管理されています。
説明図_通気性_151117_420x200
 今回も、「福岡県工業技術センター 化学繊維研究所」さんにお世話になりました。
(「透湿度」は専用の試験装置は必要ありませんが、厳密な管理をした恒温器や重量の測定器が必要なため、やはり同研究所で測定しています。)

 これが「通気性」の試験装置
テスト通気性01_150624_300x240
生地をはさんだ筒状部分に風を通します。 差圧のこと等の細かい点は省略し、結果がこれ、
テスト結果_通気性_15111701_540x360
「通気性」においては、生地厚みや織り方が非常に重要です。
ガーゼも、以前の試験に用いた「平織り綿」の一つですが、糸自体をゆるく撚り、ふわっと織り上げるので、面積当りの生地重量が軽く、同じ1枚で比較してしまうとすごく通気する反面、紫外線もすごく通り抜けてしまいます。そこで、1枚、2枚(ダブルガーゼ)、3枚、4枚と重ねて、生地密度を基準にして測定・比較しました。もちろん、1,2,3,4枚と重ねるほど、「通気性」(エアの通り抜け量)は直線的に低下します。
 結果として、ガーゼの値をつないだ直線より、「Snug as a Bug」「B. I. A. R.」で使用されている、UVカット生地(ハニカムワッフル織り)は上の方に点があり、同じ生地密度で比較すると、ワッフル織りの同生地はガーゼ織りよりも通気性がよいことがわかります。
また、同生地を「通気性」でガーゼと比較すると、ガーゼ3枚重ねたときと同程度の風通しなのがわかります。

見方を変えると、「ガーゼ2枚(ダブルガーゼを折らずに、1枚で広げたままのせた状態)よりは通気が悪いですが、ガーゼ4枚(ダブルガーゼを2つ折りしてのせた状態)よりかなり通気がよいのがわかります。」
 一方、Tシャツなどに使われる天竺織りは目が詰まった織り方のため、もっとも下寄りに点があり、今回の中ではもっとも通気性が悪い織り方の生地なのがわかります。


グラフが出てきてしまうと、ちょっととっつき難い感じもあると思いますが、生地ごとの「通気性」のイメージを何となく掴んでいただけたでしょうか・・・
次回は、これらの生地を用いた、「UVカット率(透過率)」のテストをご紹介しますね。おたのしみに・・・

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ごまシャチョウ

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